Dify エンタープライズ版 導入支援
全社員をAIエンジニアへ

誰でも簡単にLLMアプリが作れるLLMプラットフォームDifyには、大きく分けてクラウド版とコミュニティ版、エンタープライズ版の3タイプがあります。
クラウド版 | コミュニティ版 | エンタープライズ版 | |
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利用規模 | 小規模 (1~3人) | 〜中規模 (部署利用) | 大規模 (全社/ホールディングス利用) |
目的 | 検証用途 | 業務への組み込み | 生成AIの全社展開 |
インフラ管理 | Dify | 貴社 | 貴社 |
ライセンス費用 | $590~$1590/年 | 無料 | $150,000/年 |
* 2025年6月時点
コミュニティ版やクラウド版は最大でも中規模利用向けであり、大規模な全社展開や厳しいセキュリティ要件を満たす必要がある場合は「Dify エンタープライズ版」を導入する必要があります。
「数百人規模で使いたいがエンタープライズ版のライセンスは高すぎる…」とお悩みのお客様はDify導入支援をオススメします。
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FAQ
セキュリティ・データガバナンスに関するご質問
Q: Dify Enterprise版は、当社の厳しいセキュリティ要件(例:金融、医療、政府機関)を満たせますか?
A: はい、Dify Enterprise版は、お客様のオンプレミス環境やプライベートクラウド(AWS、Google Cloud)に高セキュリティ・高可用な構成で導入可能です。 データの所在はお客様の管理下に置かれ、機密情報が外部に漏洩するリスクを最小限に抑えます。 また、SSO(シングルサインオン)連携により、既存の認証基盤と統合し、アクセス制御を一元管理できます。
Q: どのような形でログや利用状況の監査・監視が可能ですか?
A: Dify Enterprise版は、すべての操作ログ、APIリクエスト、メッセージ履歴を無制限に保存できます。 これらのログは、お客様の環境内で管理され、監査要件に応じたアクセス、監視、分析が可能です。Elcamyのメンテナンスサポートでは、ログ監視・通知・障害対応も含まれており、運用の透明性を確保します。
Q: 外部LLMとの連携におけるデータプライバシーはどうなりますか?
A: Difyは、お客様が利用する外部LLM(例:OpenAI, Claude, Geminiなど)のAPIを通じてモデルと連携します。Dify自体がお客様のデータを外部LLMプロバイダーに直接送信することはありません。 データプライバシーは、お客様とLLMプロバイダー間の契約およびLLMプロバイダーのデータポリシーに依存します。Difyはデータの中継役として機能し、お客様はプロバイダーのプライバシーポリシーに基づいてLLMを選択できます。
Q: 社内の特定部門やグループのみにAI利用を限定するなど、細かなアクセス制御は可能ですか?
A: はい、Dify Enterprise版は複数ワークスペースの作成機能に対応しており、部門やプロジェクトごとに独立したワークスペースを構築できます。各ワークスペース内でユーザーの権限管理やアクセス制御を細かく設定できるため、情報システム部門は全社的なガバナンスを維持しつつ、各部門が自律的にAI活用を進める環境を提供できます。
導入・運用に関するご質問
Q: 導入から運用開始までの期間はどれくらいかかりますか?
A: お客様の要件や既存環境によって変動しますが、最短で2ヶ月程度を見込んでいます。 Elcamyでは、GCPリソースの設計・構築からDifyのインストール、CI/CD構築まで一貫して支援し、迅速な立ち上げを実現します。
Q: Dify Enterprise版を導入した場合の運用負荷はどれくらいになりますか?
A: お客様が自社でインフラを運用する負担は軽減されます。Elcamyのメンテナンスサポートでは、Dify Enterpriseインフラの運用代行、ログ監視、障害対応、バックアップ/復旧、Dify本体および関連ミドルウェアのバージョンアップ対応まで一貫して実施します。 これにより、お客様はAIアプリの開発と社内活用推進に集中できます。
Q: Difyのバージョンアップはどのように行われますか?
A: Elcamyのメンテナンスサポートに含まれており、Dify本体および関連ミドルウェアのバージョンアップを定期的に実施します。 お客様の環境に合わせたテストを行い、安定稼働を確認した上で適用しますのでご安心ください。
Q: 導入費用や運用費用はどれくらいかかりますか?クラウド運用費を抑える方法はありますか?
A: 費用は「初期構築費用」「社内推進支援費用」「メンテナンス費用」、そして「(別途)クラウド運用費」に分かれます。具体的な費用については、お客様の要件に合わせて個別にお見積もりいたします。クラウド運用費については、GKEのスポットVMや自動スケール設計などを組み合わせることで、最大60%程度の運用費削減もご提案可能です。 詳細はお問い合わせください。
活用・定着化に関するご質問
Q: ノーコード/ローコードと言っても、現場で本当に使いこなせるか不安です。社内への浸透支援はありますか?
A: Elcamyの「社内推進支援」サービスでは、ユースケース集、プロンプト集、活用マニュアルの提供に加え、ワークショップの実施による現場へのAI活用浸透を支援します。お気軽にお問い合わせください
Q: 既存の業務プロセスやシステムとDifyで開発したAIアプリを連携させることは可能ですか?
A: 可能です。特にMicrosoft TeamsやSlack、LINEなどのコミュニケーションツールとの連携で普段の業務にも浸透させやすくなります。